水剤監査システムとは、目視で確認しにくい調剤の種類を自動的に判別するシステムです。また年齢や体重などといった個人情報から投与量の算出も可能です。本記事ではそんな薬剤師とっては欠かせない水剤鑑査システムのなかから湯山製作所によって発売されている「 PC-DXⅡW smart」について解説します。
業務効率向上に役立つ「3つの使いやすさ」
ここでは業務効率を高める3つのポイントについて解説します。
マスタメンテナンスが簡単
マスタメンテナンスとはデータベースを大きく分けた時に、マスタファイルとトランザクションファイルに分けられます。
そしてマスタファイルは参照されるデータ、トランザクションファイルには更新されるデータが入っています。ネットショッピングにたとえると商品の値段や特徴が書かれているのがマスタファイル、お客様がどの商品をいくつ買ったかが書いてあるのがトランザクションファイルです。
PC-DXⅡW smartでは商品情報などが書かれたマスタファイルが上位システムYUNiCOMに入っており、YUNiCOMが更新されると常に自動でマスタファイルが書き変わる仕組みになっています。（この自動更新には薬剤業務支援システムYUNiCOMの導入が必須です。）
そのためマスタメンテナンスが簡単で、業務効率が高いといえます。
見た目がすっきり
従来の監査システムは機器同士の配線が多く、作業スペースを減らすことが問題視されていました。
しかしPC-DXⅡW smartは、機器同士の配線が少ないため、スッキリとした見た目で作業がしやすいのが特徴です。また操作方法がタブレット端末なので感覚的に作業ができます。
印字レイアウトの自由度が高い
PC-DXⅡW smartは記録方法も自由度が高い設計で、印字する内容を操作画面で簡単に選択・編集が可能です。
よりスマートかつ安全に業務が行える
操作端末はタブレット型で、手元での作業が行えるほか、オプションで机にアームが固定され作業スペースが多く取れるアーム式も選択できます。
また帳票出力もナロープリンタ、ワイドプリンタ、卓上プリンタの3種類から選ぶことができスマートに業務が可能です。
まとめ
本記事ではPC-DXⅡW smartの特徴として、3つの使いやすさを解説しました。大型の機械は作業スペースが限られてしまうため、導入が難しいという会社でもPC-DXⅡW smartであれば、省スペースで安全に水剤鑑査が可能です。
もっと作業環境をよくしたい、マスタメンテナンスを簡単にしたいという方はぜひ、PC-DXⅡW smartの導入を検討してみてください。
水剤監査システム PC-DXⅡW smart/ユヤマ（湯山製作所）の基本情報
| 会社名 | 株式会社湯山製作所 |
| 住所 | 大阪府豊中市名神口1丁目4番30号 |
| 問合せ | 湯山製作所 HP内にあり |
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