湯山製作所は、医療現場の負担軽減や効率化アップにつながるシステム機器を製造・開発している会社です。自動薬剤ピッキング装置ドラッグステーションを導入することで、処方箋通りに薬の種類や重量、数量を取り出してくれるので迅速かつ正確にピッキングできます。そこで本記事では、湯山製作所が開発しているシステム機器を紹介しましょう。
取り間違いのない正確なピッキングが魅力
湯山製作所は、大阪に本社と研究開発棟をもち、医療現場のサポートとなるシステム機器を製造・開発している会社です。調剤を中心とした医療シーンに貢献したいという思いから、薬剤業務を支援するシステムや設備を開発しています。
現在日本では、類を見ないスピードで少子高齢化が進んでいることもあり、医療現場での人手不足が深刻化しているのです。このような現状を踏まえ、現場の負担を軽減できるような自動化装置の開発を進めてきました。
2022年度には、自動化装置が評価されたことで自動認識システム大賞を受賞。この賞は、自動認識技術に優れた装置に与えられるものであり、先進的かつ効果が認められた証となります。
ショールームを完備
最新の調剤機器や電子カルテなど、開発した製品が展示されているショールームを完備しています。ショールームの広さは約285㎡あり、広々と開放的な空間になっているので製品の操作性や仕組みを実際に体感できるのが特徴です。
ショールームには、処方発行から最終鑑査までの動きが体験できる病院薬剤部ゾーンや、散薬/錠剤分包機や鑑査機器などが置かれた保険薬局ゾーンなどがあります。それぞれのゾーンには、あらゆる医療シーンで利用できる機器が置かれているので、実際に体験しながらご自身の病院に導入するか検討できるのです。
アフターメンテナンスも充実
シビアな医療現場で使われる製品だからこそ、安定した状態で利用できるようアフターメンテナンスを実施しています。製品導入後も心配なく医療そのものに集中できるよう、故障した際にはスタッフが迅速に駆け付けられるよう体制を構築しているのです。
到着時間を短縮できるよう全国に拠点を配置し、100人以上のスタッフを配備しているので安心でしょう。
簡単な操作性で扱いやすさ抜群
ここでは、湯山製作所が製造・開発した装置を紹介します。どの装置も医療現場の負担を軽減させられる効果があるので導入を検討してみるといいでしょう。
自動薬剤ピッキング装置ドラッグステーション
自動薬剤ピッキング装置ドラッグステーションは、処方箋に基づいて正確かつ迅速に薬剤を選びだすことが求められるピッキングを自動化する装置です。ピッキングとは、処方された医薬品を患者さんに渡すまでの一連の作業のことをいいます。
処方箋どおりに薬の種類や重量、数量を取り出す必要があるので医薬品の知識が必要です。自動薬剤ピッキング装置を使うことで、薬品棚の前を動き回ることなく瞬時に必要な薬剤を揃えられます。
また、オーダーに応じて、薬品が収納されているシャッターが自動で開くので間違える心配がありません。誰でも使える簡単な操作性で、素早く正確に自動ピッキングしてくれるのが特徴です。
調剤ロボット
調剤ロボットは、薬品の選択・秤量・配分・分割・分包といったすべての作業を負担してくれる装置です。RFIDチップで読み取ることで薬品の選択をし、プログラミングに従って秤量作業するので失敗がありません。
また幅900mm×奥行780mmとコンパクトな調剤ロボットもあるので少ないスペースで設置可能です。湯山製作所では、5種類の調剤ロボットを開発しているので、それぞれの特性を理解したうえで導入するといいでしょう。
薬剤鑑査システム
薬剤鑑査システムは、薬品の配合やチェック、薬歴管理などを自動化してくれる装置です。さらに、調製する薬剤に誤りがないか判別する機能があるので心強いです。
操作方法は、薬品棚に貼られているバーコードを読み取るだけなので非常に簡単。薬剤鑑査システムの種類には、据え置きタイプやハンディタイプ、スマートフォンとの連動型タイプがあるので業務環境に応じて適したものを選んでください。
クラウド型電子カルテ
クラウド型電子カルテは、最新AI機能が組み込まれているので診療を手厚くサポートしてくれます。「誰でも使える電子カルテ」として人気を集めており、当月分と過去3回分のレセプトを並べて表示できるため比較しやすいのが特徴です。
また、カルテの情報をスマートフォンやタブレットから閲覧できるので隙間時間を利用して確認できます。
薬品の種類や大きさに合わせたピッキングができる
調剤の自動化をすることで作業負担の軽減につながります。自動でコンピュータが薬品を選択し、秤量・配分・分割・分包までしてくれるので、薬剤師の負担を少なくできるでしょう。
また、調剤過誤が発生することもなくなるため、ヒューマンエラーの防止にもなります。人の手で業務を進めると、スキル不足や不注意などでどうしてもミスが起こってしまうものです。自動化することで作業負担の軽減やミスの防止、作業効率アップになるので導入を進める病院は増えています。
まとめ
ここまで、医療現場のシステム機器を開発している湯山製作所と自動薬剤ピッキング装置ドラッグステーションについて紹介しました。ドラッグステーションは、自動で処方箋に基づいた薬品を選び出してくれる装置です。
すべてのピッキング作業を自動化してくれるので、薬剤師の作業負担が軽減され業務の効率化に役立ちます。ほかにも、さまざまなシーンで重宝する自動化装置を開発しているので、ご自身の病院に導入してみるのもいいでしょう。
ドラッグステーション/ユヤマ(湯山製作所)の基本情報
会社名 | 株式会社 湯山製作所 |
住所 | 〒561-0841 大阪府豊中市名神口1丁目4番30号 |
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